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リサイクル・不用品回収業の集客率を上げる!ポスティングの効果と成功事例

リサイクル

リサイクルショップ・不用品回収業の店舗数は年々増加しており、今や激戦業界になっています。軌道に乗っている店とそうでない店といった「結果」の差が大きいのもこの業界の特徴です。置いている製品やサービスには一定の魅力があるのに、それがなかなか集客につながらない…このような状態となる原因のひとつには、「宣伝の不足」という問題も考えられるでしょう。

リサイクル・不用品回収業の場合、旧来からの宣伝方法である「ポスティング」という宣伝方法は欠かせないとも言われています。リサイクル業大手である『BOOKOFF』等の企業でもポスティング宣伝を行う程、ポスティングチラシによる集客率への影響が大きいのです。ここではリサイクル・不用品回収業の宣伝におけるポスティングチラシの効果と成功事例についてご紹介していきます。

リサイクル・不用品回収におけるポスティング効果とは?

1)接触回数の多さで「信頼度」を獲得
「リサイクルや不用品回収を使ってみたい」と思いつつ顧客が二の足を踏んでしまう理由には、店舗・企業に対する不信感が挙げられます。特に近年では悪徳業者によるトラブルの報道が増えており、警戒心を増している未来顧客が多いのが現状です。

・モノやお金のやりとりで何らかのトラブルが起こるのではないか?
・よくわからない企業・店舗に頼って大丈夫だろうか?

このような未来顧客の不安感を拭い去るためには、企業と顧客の接触回数を増やすことが大切になります。

人間はよく見るもの・よく耳にするもの等に対しては、自然と好感度を持ち信頼を置くようになるものです。これは心理学では「単純接触効果」と呼ばれており、警戒心を薄れさせるためには絶大な効果を持っていると言われています。そのため大企業等では毎日テレビCMを行って、顧客に「名前」を憶えて貰っているわけですね。

ポスティングチラシでも、これと同じような効果を得ることができます。各戸のポストに投げ込まれるチラシについて、手にとって目を走らせる人の率はなんと90%以上。企業・店舗名やスタッフの顔写真、笑顔でのサービスの様子等をチラシに効果的に配することで、顧客の企業に対する警戒心を解きほぐし、「ここなら大丈夫」という信頼感をアップさせることに繋がります。

2)季節に合わせた複数回宣伝で効率アップ
不用品回収業の集客が増えるのは、年末や年度末といった「大掃除」が行われやすい時期ですね。またアパレルリサイクル等の場合には、「衣替え」の時期等にも未来顧客を獲得しやすくなります。

このような大型の顧客獲得のシーズンには、繰り返しての宣伝を行った方が効果的です。顧客が大掃除のことを考え始める頃に一度、また大掃除中・大掃除後の頃に複数回の宣伝が行われれば、顧客は「出た不用品を出す先」の選択肢第一位に、チラシに出ていた店を考えるようになっていきます。

一枚あたりの単価が安いポスティングチラシであれば、このような複数回宣伝によるマーケティングを行うことも比較的カンタンです。

3)商品を絞って買い取り強化
例えば電化製品リサイクルの場合、扇風機等の季節性のある製品はシーズン前から集めておくのが理想的ですよね。しかし顧客側が「不要」と判断するのを待っていては、なかなかこのような「シーズン先取り」の製品を集めることが難しくなってしまいます。このような時に効果を発揮してくれるのが、商品を絞った「買取強化」のチラシです。

「夏季用製品買い取り料××%アップ」といった強化キャンペーンの宣伝をタイミング良く打ち出していけば、顧客が「そういえば、アレはもう要らないんだった」という判断を下しやすくなります。手にとった時に製品名等がパッと目につくポスティングチラシを作成すれば、このような強化キャンペーンの展開時の影響力も大きく変わってくることでしょう。

リサイクル・不用品回収でのポスティング成功事例

アパレルリサイクルショップA店は、周辺地域の住民による買い取りサービス利用率が低い点を悩みとしていました。そのため店舗の認知度アップ・信頼度アップのために、ポスティングチラシでの販促をスタート。買い取りサービスをより身近に感じてもらうため、店舗での買い取り方法や「この商品がいくらで買取」といった体験情報等を具体的にチラシに掲載しました。

また2回めの配布では、冬季シーズン前の商品を効率的に集めるために「ダウン買取キャンペーン」を大きくアピールしたデザインのチラシを作成。衣替え時期に合わせて週1回ペースでの複数回のチラシ配布を行ったことで反響率は上昇し、最終的な反響率はチラシ配布枚数に対して4~5%となりました。問い合わせ率・来店数が前年比140%にまで上昇しただけでなく、買取後にすぐ販売できる製品の効率的な収集にも成功しています。

おわりに

リサイクル・不用品回収を利用したいと考えている潜在的顧客の数は非常に多いもの。しかし不信感や利用の面倒さといった心理的ハードルが高く、これが顧客の足を鈍らせています。ポスティングチラシによって利便性や信頼度を打ち出していけば、「使いたい」と考えている顧客の背中を押すことになるわけですね。チラシ作成においては、「顧客を安心させ心理的ハードルを下げる」という点を重視することも大切です。

 

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